どぉもぉぉぉーーー!
オカポン@舞台俳優です!
モテているイケメン俳優はいかに育つのか?
デビューのきっかけから仕事の内容、今後のことまでくわしく聞いてみました。
今回のお相手は
犬飼貴丈さん
仮面ライダービルドの桐生戦兔役
1994年6月13日生まれ、徳島県出身の24歳
去年9月から今年8月まで仮面ライダービルドの桐生戦兔役に主演されていました。
写真集も発売されました!
犬飼貴丈ファースト写真集 きせき
ますます活躍が楽しみな犬飼貴丈さん。
今回はデビューから今後の活動のことなど
気になることを伺いました。
仮面ライダービルドのこと
まずはじめに最近までやっていた
仮面ライダービルドのことについて聞いてみました。
アラフォー世代になると初代ライダー世代で、仮面ライダーとなると懐かしささえ覚えるのですが、今の仮面ライダーはすごいことになっていて、改めて見ると、え、こんなことに?!なってんの?!ってことのに。
単純に正義と悪に別れているだけではなく、登場人物たちも味方なのか敵なのかが最初のうちはわからない設定になっています。
さらに、今の仮面ライダーはCGもバリバリ使っていて、どうやって撮影が行われているのかが、全く想像つきません。
そこら辺のところをくわしく聞きたいと思います。
どうやって撮影しているんですか?
撮るのはどれくらい大変なんですか?
生身の人間だけではなくて、すごいSFXも入ってくるわけじょないですか。
どうやって撮影しているんですか?
まずはじめに、すごく大変だなと思ったのは、いまから君の目の前にスカイウォールと呼ばれるとても高い壁がある、と言われるんですけど、目の前にあるのはただのだだっ広い土地で、
「あれ?!そういうあれなんだ。そこで大変な現場なんだ」とわかったんですね。
変身も特殊な撮り方をしていて、変身ポーズをキメて、監督さんが、ストップ!って言うとしばらく、2,3秒止まってなきゃいけないんですよ。
え、なにがストップなんだ?!ってわからないんですけど、それでスーツアクターさんと入れ替わるんですね、その位置を合わせるんですよ。
そして、はいっ!アクション!って言われるんですが、そこから変身して続けるんです。
もう根性で撮るっていうことがたくさんあります。
変身ポーズとかも、はい、その場で考えて!と言われて自分で考えてやるんですよ。
その場その場での対応があります。
そういうアナログなとこもあるわけだ!へぇーー!
もう根性で撮るっていうことがたくさんあります。
こちら側から見ていると仮面ライダーは何十年もやっていて、かなりの蓄積があるし、CG技術も今すごいからなんでも出来るし、もう決まっていることをやったりするものだと思ってたけど、その場でやっちゃうことと最新技術のブレンド具合がすごいよね。
すごくあの、古い伝統のある撮り方をずっとしていて、その中で新しいことに挑戦していくっていうのが仮面ライダーシリーズが続いているっていう理由だと思いますね。
CGだから後付ってあるよね。撮ってるときはなにもないけど、映像になってからこんなん出てたの?!ってことある?
ありますね。
ギャグシーンを撮った後に、これ後でギャグシーンでCG付けとくよ、っていうのがありますね。
え、そうなの?!こんなの出てたんだ!ってことがよくありますね。
それにオンエアって観れないんですよ。基本ずっと撮ってるんで、放映が終わって夜に録画したのを見るので、あれ、こんなになったんだ、ってことが多いですね。
俺の目の前にこれいたんだってことがあるんだ?!って。
ビルドでデビュー?!
ビルドでデビュー?!
デビューは前なんですけど、仮面ライダーに出たときにはまわりがめちゃくちゃ喜んくれましたね。
なにより母親が喜んでくれて。めちゃくちゃ嬉しかったですね。
地元の人達がほぼほぼ観てくれていて、帰ったときとかに声をかけてくれたり、環境が変わりましたね。
子どもたちからも声かけられる?
逆に子供からは声かけられなくて、むしろ大人の方から声かけられることが多いですね。
子供は、「あれ、トレンチコート着てないし、衣装じゃないし、ネグセないし、違う。」みたいな事になって。
お母さんが、「仮面ライダーだよっ」、ていっても、僕も、「戦兔だよっ」ていっても、子供からは違う、って言われるみたいな。
そんな撮影秘話が満載の「仮面ライダービルド」
東映のオフィシャルサイトで第一話がまるまる視られます!
俳優になるきっかけというのは?
そもそも犬飼くんとしては、俳優になるきっかけというのは?
僕はジュノンスーパーボーイコンテストがあったんですけど、それに母親が応募して、それがこの世界に踏み入れるきっかけになったんですけども。
母親が応募したの?!うちは全くそんな話なかったけどなぁ。
でも、よくあるじゃないですか。タレントさんなんかでも、母親が勝手に応募してなんて言って、信じてなかったんですよ、ホントは自分が応募してやりたかったんだろっ、て思うんですけど、まさか自分がそうなるとは思わなかったですね。だからほんとにあるんですよ!
コンテスト応募中にまさかのハプニング!!
家族は、この子はこういう才能がある、と思うんだろうねぇ。家族が夢見られることが。
それで一次審査で書類審査があるんですよ。
写真館で写真を撮って、母親がノリノリで貼り付けてくれて送るんですよ。
自分は高校生で恥ずかしいし、ふてくされた顔の写真なんですけど、母親はのる気で。
本気だお母さん!
それで書類審査が通るか通らないかの時に、雑誌に載っちゃって。
学校にバレちゃうんですよ。
こいつジュノンボーイに応募してるんだ?!って言われるんで、これは絶対落ちられないなと。
落ちたら落ちたやつって言われるじゃないですか。それだけは悔しかったんで、そこから本気になりましたね。
それで順位がジュノンの雑誌に載るんですよ。100位、50位、30位って。それが一ヶ月ごとなんで、一月中気が気じゃないですね。
一番ヒヤヒヤした時期ですね。人生で一番。
家族との関係の変化が
第25代ジュノンボーイ・グランプリ、犬飼貴丈くんが編集部に来てくれました! ニューヘアでの登場です。 pic.twitter.com/knHYeD6LqL
— JUNON編集長O (@JUNON_O_CE) 2013年4月4日
でもさ、高校生の時って親と話すの恥ずかしいとかあるじゃん。
こっちは負けるわけには行かないんだよって本気なのに、親はうちの子がジュノンに載ってるってハートマークのときは温度差あるじゃん。
そうですね、あんまり面と向かって話するのは恥ずかしいって思っていたんですけど、ジュノンボーイのコンテストを受けるって事になってからはそんなん取っ払って話するようになりましたね。
すごいねぇーー!
なんなら親戚とかも結束して話に加わって。
才能もあるんだろうけど、今思えば家族が一丸となって結束したんだねぇ。
ジュノンボーイのグランプリからその後
そこからジュノンボーイのグランプリ取るわけじゃん。それで受かったら、ビルドまでの間はどうだったの?
正直、時間はあって、そこからなんですよ。受かったはいいが、その後なにもなくて。
デビューまで一年あったんですけど、その間、週2くらい事務所に行って、あれっ、自分なにしたいんだろう?!ってなって。
だからビルドがきっかけで、オーディションがほんとにありがたかったですね。
あるんだよねぇ、コンテストに受かってやりきった後に、あれっ?この空白は?なんだってこと。
そうなんですよね。自分が思ってたものと違う、なにしたかったんだっけ、って。
だから仮面ライダービルドのオーディションを受けるにあたって、これは絶対落ちられないって思ったんです。これ落ちたら先がないって。もう必死に。
だから自動二輪の免許取りに行って。
え?!免許は必須条件じゃないでしょ?
でも、乗れますってアピールできるじゃないですか。
そうか、乗れるのはエントリー条件じゃないけど、準備してますよっていうことが言えるのか。
それでオーディションでも、この一年僕に任せてくださいって、強気なことを言ってましたね、今にして思えば。ほんとに必死でした。
大人からすると、君にはまだ時間があるんだよ、って思っていても、当事者としては、焦りがあるもんね。
俳優犬飼貴丈としての今後
さて、今やってる役は?仮面ライダー以外のとこは。
いまは、獣になれない私たちっていうドラマで、うって変わって全く間逆なんですけど、ほんとにポンコツでなんにもできない新入社員の役で、温度差がすごくて。
街でもいままではヒーローだったんですけど、いまでは、あ、ポンコツの人だって声をかけてくれたりするんです。
仮面ライダーあるあるなんですけど、みんなライダーやった人は真逆の悪い役をやりたがるんです。
一年間いい人をやった反動なんですかね、それを全部壊すようなサイコパスの役とかをいまはやってみたいです。
そうやって、きっと、いい役も悪い役もやって、そのうちに、犬飼貴丈がいるって、街で言われるようになるんだろうね。それがいいバランスなんだろうね。
あ、そうなんですかね。
普段の過ごし方は?
プライベートはなにしてるの。
僕はインドア派なんです。
へぇー、アクションとかみてるととてもそうは見えないけどねぇ。
ほんとに家でできること、アニメとか、マンガとか、映画とか、ほぼほぼ休みの日は家から一歩も出ないですね。
料理はやるの?
ええ、家から出たくないんで、ひとりで鍋とか作ってます。
ひとりで鍋やるんですか?
ええ、すみません。
友達もインドア派多いんで、それぞれが自分の家に呼びたがるんですよ。
インドア派って極力自分のテリトリーに呼びたがるよね。外出てもできれば自分の家に近いところとか。
そうですね。友達といかに近くに寄せるかの牽制しあいですよね。
犬飼貴丈さん。
今後も映画にドラマに新しいことが続くと思いますが、身体に気をつけて挑戦して行ってください。
はっきり言って、イケメン俳優は、心の中までイケメンでした。ここまで清々しいと気持ちいいです!
次回は誰がいらしてくれるのでしょうか。
イケメンの系譜、おたのしみに!
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